(フィンランド・ユシラ)
(もくもく絵本研究所)
「どすた?」は遠野弁で「どうした?」という意味。「だれが」「どこで」「なにを」「どうした」という4個のキューブを組み合わせてお話を作る木の絵本。ひとつのキューブに6面あるので、6×6×6×6=1296通りのお話ができることになります。へんてこなお話もいっぱいできて、とても楽しい気持ちになります。5cm角のキューブは小さな子どもが手に持ってちょうどいい大きさ。小さい頃は積み木として、おしゃべりができるようになったらお話作り遊びとして長く遊べます。「お話ごっこ」と「積み木あそび」で、心とからだが一つになって弾み出します。
(ロシア)
(イギリス・ボットンビレッジ キャンプヒル共同体)
魚を並べてみたり、木製の釣り針で魚を釣ってみたり、魚を積み上げてみたり、立ててみたり……、想像力をはたらかせて遊ぶことができます。釣った後は、ご飯のおかずにするなど、ままごとの魚としても活躍します。ルドルフ・シュタイナーの理論に基づいて、1940年、オーストリアの小児科医、カール・ケーニッヒが設立したのがキャンプヒル共同体。そこでは社会活動として、ハンディキャップを持った人と健常者が共同生活をしながら、農業、手工業、木工などの仕事を営んでいます。このおもちゃは、1955年設立のイギリス・ボットンビレッジのキャンプヒル共同体で作られています。
(ドイツ・グリムス)
(ドイツ・ベック)
(インド・マヤオーガニック)
ダックスフントのような姿をしています。ひもを引っ張ると、まるで散歩をしているかのように、頭と尻尾が揺れながらかわいらしい動きをします。プルトイとしてだけでなく、6つの木製パーツを組み合わせて遊ぶ、パズルのような要素も兼ね備えています。ターメリックやインディゴなどの100%自然素材を塗料の原料にして色づけされています。綺麗な光沢は、葉っぱで磨きをかけて仕上げているため、葉の油分が木に浸透しているからです。マヤ・オーガニックは、児童労働の根絶を目指すNGOとして1989年に設立され、職業訓練技術の支援や「フェアトレード」を推進して、人と社会と地球に根ざした活動を続けています。
(スイス・ネフ)
直径10cm、無塗装のカエデ材のこまの上に、差し替え可能な7種類のカラフルな厚紙を乗せて遊びます。厚紙は色彩理論に基づいて色が構成されています。白と黒の組み合わせ、色の三原色(赤、青、黄色)、多色の組み合わせなどです。こまに乗せて回すと、配色による混色の違いにより様々な視覚効果が現れます。実験的な側面を持つ科学的な色彩遊びです。混色の面白さを存分に味わいましょう。そして、自分で紙を切って色や絵を描き、それを回して不思議な色の世界に浸りましょう。
(イギリス・オーチャードトイ)
(ドイツ・ハバ)